テレビやネットで知っていることと、自分で直接体験して知っていることとは違う。それは全然違う。だから自分で実際に体験することは大切だと思います。
昨日、家電量販店に行ってきました。飲食店とかショッピングビルとか他の店と比べると、ここの家電量販店はいついっても比較的混んでいる印象があります。集客力はかなり高いと思う。
でも、ケータイ売場とかパソコン売り場で商品をみてると、店員さんから随分声をかけられた。どうやら暇らしいな。以前は店員さんに何か質問しようと思ったら探さなきゃいけなかったものな。その意味では多分客の数が減っている。お客さんはそこそこ入っていても、買う気で物色している人はそんなに多くないのかもしれない。
そして、パソコン売り場でネットブックをみていたのだけれど、ASUSの他にもAcerやHP、東芝、NECなどいろんなメーカがだしているが、スペックはどこも驚くほど共通だ。
CPUはみなインテルのATOMで、1.6GHzか1.66GHz。メモリが1Gで、ハードディスクが160G。OSはWindows XP。共通規格でもあるのかと思う程同じスペックなのだ。 いや、イーモバイルセットだと100円の端末を並べた棚だったので実際規格があるのかもしれないが。
それにしても並べられた端末がみな同じスペックで驚いた。
ネットブックは欲しいけど、来月にはWindows7がでるこのタイミングはちょっと難しいところだな。この先、買い控えが始まるためにもう少し価格は下がるかもしれないが。XPをこの先3年使うつもりなら悩まず一番安いタイミングで買うのがいいんだろうけど。
今使ってるWindows VistaのミニノートがCPUがあまりに非力なのと、メモリ1Gが心もとないのとで、かなり不満に感じているもので。今のネットブックのXP用のスペックでWindows7が快適に動くのかどうか、ちょっと心配。
ここで話しを家電量販店の売り場の話題に戻すけど、テレビの売り場がまたすごいね。展示されているテレビが巨大化している。57インチとかのテレビが並んでると、すごいよやっぱり。”巨大”という感じがする。このサイズになると、もうテレビというのは違うな。印象が。なんか、べつもの。大画面ディスプレイというか、なんていうか。テレビの概念じゃない気がする。大きすぎて。なんか、存在感がこれまでのテレビとは違うのだね。こんな代物が家にあったら、それはテレビじゃなくて、なにか新しい体験だ。何か新しいものだよ、これは。
これも実際に見て触ってみないとわからないことだと思う。確かに売り場なので、そんなでかいものが並んでいることによる圧倒感というものもあるのだろうけれど。それだけではなく、巨大なディスプレイの存在感の大きさは、確かにこれまでとは違うものがある。
一番たくさん並べられていたのは47インチくらいのサイズだったけど。多分、売れ筋はそれくらいか、それより少し小さいくらいのラインなのだろうな。10年前には、30インチでもでかいと感じたものだが。そして10年前は値段もえらく高かった。50〜60万円位したんじゃないかな。それでも当時は液晶テレビやプラズマテレビの薄さに感動したものだ。CRTに比べると、とんでもない薄さだったからねえ。画期的というか、革命的と言っていいインパクトがあったんですけどね。値段も高かったけどさ。
昔話は置いといて、テレビ売り場の話しに戻しますが、その大画面テレビ、その巨大さと存在感に加えてだ。確かに画質がきれいだなHDというものは。近くで見てもきれいだものな。絵が粗くない。きめが細かい。当たり前なことではあるけどさ。うちの32インチの液晶テレビなんて、近くで見たらとんでもなく絵が粗いんだもの。HDはそこんとこ全然違うもんだね。あの細かい解像度であの大画面を埋め尽くしているんだから、その情報量はとんでもない量だろうな。これまでとは比較にならない情報量だ。
技術の進歩とはこういうことなのだな。と、ここでもまた肌で感じました。
画面の細かさ、つまり解像度の高さと画面の巨大さによって、これまでとは異なるリアリティを生み出している。新しい体験を創り出している。そうだ。これまでと違うリアリティなのだ。あの存在感の正体は。だって人物がほとんど実物大で表示されているのだから。これまでのテレビでは、どうやったって人間を実物大で表示することなんかできない。30インチじゃ無理なんだ。でも57インチならそれができる。
これが新しいリアリティというものらしい。
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