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2010/10/03

コメント

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鍛冶 哲也

「われわれの思考の豊かさは自分の脳の中にあるつながりから来るのであって、脳の外に存在するネットワークにあるつながりから来るのではない。」

脳の中にある言葉や概念、それらの相互の関係やつながりが思考の豊かさである。その考えには同意します。

経験値が増えるということは、ひとつのシグナルから読み取れる意味が増えるということ。シグナルの解釈の幅が広がるということ。予想・予測の精度が上がるということ。

そのために生存に関する将来のリスクに備えることが可能になり、そのリスクを減少させることができること。

しかし一方で、脳の外にあるネットワークとしてのインターネットは、その情報量を爆発的に増やしていると同時に、その情報間のつながりも増やしている。リンクとして。或いは検索という行為を通じて。

リンクも人の手を介したリンク以外にも、このブログにも貼り付けてある「zenback」→のような、ブログパーツによって機械的につくられるリンクもある。(この「zenback」によって全く知らない人のブログからのアクセスが実際にあったりします。まだ数は少ないですが)

とにかく脳外ネットワークはその量とつながりを日々豊かにしている。それはネットワークが賢くなっていることを意味しているのではないかと考えます。

ネットワークが賢くなることによって、次の変化が何か生まれるのではないかと私は思う。一体、それはどんな変化なのか、自分なりに考えてみたい。それはこのブログのメインテーマでもあります。

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