人はなぜブログを書くのでしょうか。
リアルな世界での友人とのコミュニケーションとして書く。それはわかりやすい例ですね。
みんなそうなの?
人はなぜ日記を書くのか。他人には決して見せない日記を書く人もいますね。それは、セラピーにはなります。自分のことを客観視する上で役に立つのかもしれない。
私の場合は、その時その時の自分の気持ちや考え、読んだ本や聴いた音楽、おもしろかった映画のことを記録として残しておきたい、という気持ちがあります。ひとことコメントによる読書感想文みたいなものでしょうか。
過ぎ去って二度と帰らない時間の流れを、その瞬間を何かの形でとどめておきたい。旅先での写真をアルバムに閉じ込めるような感じでしょうか。
人はなぜ旅先で写真を撮りたがるのでしょうか。
後になって、時間がたった後で過去を振り返って懐かしむため?
自分が読んだ本、観た映画、聴いたCD、それらの履歴を遡ることができたら。
それは自分の過去の体験を検索することになるのではないでしょうか。
刺激も情報量も多い現在、ふと自分の本棚を見て、こんな本読んでたんだ!とかCDラックの中から意外な発見をすることもある。忘れっぽくなってるんですよね。心動かされたり、感動した本やCDや映画についても、結構、すぐ忘れてる。
そういうものを思い出すきっかけになるのではないでしょうか。自分の過去の履歴を検索するということは。
そして、本や音楽や映画を鑑賞する時というのは、作者をキーとして捜すことが多い。好きな作者、好きな歌手、好きな俳優、好きな監督、そういうものをキーにして新しい体験を探すことが多い。自分の好みは自分の過去の体験からわかります。それは新しい体験を求める時の羅針盤として役立てることができるのではないでしょうか。
過去を振り返り、未来を探求する。
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