SIerにとっては、昔も今も、新しいシステムを現場に落とし込むことは大きな課題だ。
基本的に現場は「変える」ことを嫌がるものだ。たとえ些細なことであっても、これまでやってきた手順を「変える」ことにはまず抵抗するのが常だ。
ある意味それは、抵抗勢力と言うべきものだ。
「変える」ことを嫌がるのは国民的気質なのだろうか。それともそれは人類共通の傾向なのか。
明治維新や戦後の民主化など、日本人は大きな変化をうまく取り込むことがうまいと言われてきたように思うが。そうなのだろうか。
「変える」ことに対する覚悟をもっているのだろうか。
なぜ、これまでやってきたことを変えなければいけないのか?それは変化した環境に適応するためだ。
考えてみれば、明治維新も戦後の民主化も、世界レベルの大きな環境変化に起因するものだ。過去、その変化に日本は適応してきた。
今の私たちは環境変化に適応できているのだろうか。
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