今日はエイプリルフールなので、今、考えられる最大級のホラ話しをぶちかましたいと思います。
思いつく最大級の壮大なホラ話しと言えば、ライフログ。
様々なデジタルデバイスが、ネットワークで相互に接続されることにより、あなたが今日、どんなテレビを見たか、iPodで何を聴いたか、どんなWebサイトを見たか、どんなキーワードで検索したか、ブログにどんなことを書いたか、ミクシイには何を書いたか、スイカで何を買ったか、TUTAYAで何を借りて観たのか、 Amazonで何を買ったのか、全部ログが残ります。
それであなたが何に興味を持っているのか、 どんな趣味をしてるのか、全部わかった上で、あなたが気に入りそうな、あまり宣伝されていないDVDをお勧めしますよ。
あなたと趣味が近い人が最近買って、高い評価のレビューを書いている商品をお知らせいたします。
そんなサービスはいかがだろうか。
Amazonは、自社サイトで捕捉できる限りについては既にやっているし、 グーグルも個人別の検索ワードの分析は蓄積、分析していることだろう。あなたの情報はミクシイにも蓄積されている。
こんな時代に、足跡を残さずに行動することなんて既に不可能なのだ。その気になれば、インターネット・プロバイダーはあなたがアクセスしたWebサイトを追跡することが可能なのです。
その意味では、2チャンだって、完全に匿名な訳ではない。この世の中は既に、追跡可能になっているのです。
でも、そういうログによって、既に持っている本を間違ってまた買いそうな時に、警告してくれることができるかもしれない。自分と趣味の似ている人が、最近何を買ったのか、別にその相手の名前なんか知らなくても、それがわかれば、その商品をチェックしてみたいとは思いませんか?
「最近、なんか面白いもん買った? 」とかって、今だって、普通に会話してるんじゃありませんか?ネットで検索するのって、要するに何か面白いもんを探してるってことじゃありませんか?
コミュニケーションって、結局、自分の情報を公開して相手の情報を公開してもらって、相互に情報を公開して、共通の部分を楽しんでるってことじゃあありませんか?
個人名を隠してそれができるなら、ネット上でそういうことができるんではないでしょうか?
私の思いつく壮大なホラ話しとして、ライフログについてのエイプリルフールねたでした。
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