mixi がOpenIDというサービスを始めた。
OpenIDというプログラム間の接続インターフェースに よって、mixi と他社のインターネット・サービス間の連携したサービスが実現するということらしい。
例えば mixi 以外の写真共有サイトを利用している時に、写真の公開を mixi で自分と友人登録しているユーザ(マイミクシイ)に限定して公開することができるというもの。
インターネットの暗黒面には、その匿名性があげられるが、その悪影響を緩和するものになるかもしれない。
mixi だって実際には匿名なんだが、そこでの友人登録された相手との間には一定の信頼関係がある。例えば同じSNSでもアメリカ発のMySpaceでは、友人登録はかなり気軽にというか、ルーズに行われていて、私の場合、MySpaceで登録している友人のほとんどは会ったこともないし、ネット上ですらろくに会話を交わしたこともない人たちだ。
これに対してmixi の友人登録は、会ったことのない人もいるけれど、ネットの上では会話を交わしている人たちだ。お互いの日記を見ていることもあって、ある程度、その人となりは知っている。ペンフレンド程度には友人関係が築かれているといってよいのではないだろうか。
mixi の友人登録に限定して、ほかのサイトでもコミュニケーションを図ることができるというのは、ルーズではあっても新しい認証の形ではあると思う。ここからどんなサービスが可能になるのか、いろいろ想像してみるのも楽しいかもしれない。
ネットの暗黒面ばかりを強調するのは間違いだと私は思うが、その一方でかなり怪しい、危ない暗黒サイトが存在していることもまた疑いようのない事実であるのだから。ネットのリスクを減らすことができるようなサービスにつながることを期待したいと思います。
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