インターネットで検索した際、時に驚くような情報を得られることがある。あまりにも簡単に有用な結果が得られて、それは時に感動的ですらある。
しかしもちろん、インターネットで得られるものは完璧ではない。完璧からはほど遠いことも確かである。求める情報が得られないこともまだまだ多い。それはインターネットの不完全性というよりはむしろ、人間の知識や知恵の不完全性に起因するものだと思われる。道具としてのインターネットは完全ではないにしてもかなり便利で有効なものだ。それはある意味、単なる器であり、データベースなのだ。
話は変わるが、今日はイラクの開戦から5年目になるそうだ。かの地では今も爆弾テロが続き、宗教的対立が続いている。同じ国の人間同士が殺し合いをしている。テロと呼ばれてはいるが、実質的内戦状態だ。戦争だ。人々の生活は不安と緊張に覆われている。なんのための殺しあいなのか私にはよくわからない。彼らは何をどうしたいのか。
この問題の解決の糸口は未だ見出されていない。なぜ?
どうすることもできずに、世界の国々はただ見守ることしかできずにいる。人間の無力さを感じる。争いを解決する手段をなぜ人間は持たないのだろう。世界中の人間がインターネットで結ばれ、知恵や情報を交換することができるのに、不毛な争いを止めることができない。
言葉は無力なのだろうか。話し合うことで解決することはできないのであろうか。コミュニケーションによる解決策はないのだろうか。
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