私が社会に出た頃、1980年代後半には、世間では「情報化社会」が声高に叫ばれており、「ニューメディア」という言葉が流行していました。クローズドなネットワークであるパソコン通信やキャプテンシステムが出始めた頃のことです。
その後、1990年代半ばには「マルチメディア」という言葉に流行が移り、Windows95の登場とともにインターネットが一般にも知られ始めるようになりました。
2000年代初期にはインターネット革命ということが叫ばれ、今度は「e ビジネス」が流行語となりました。けれども当時は、ADSLが出始めたばかりの頃で、ほとんどの人は家庭においてはダイヤルアップでつないでいたのでありました。またこの頃すでに携帯電話は普及し、誰もが持っている状況になっていたと思います。
そのような変化を間近に見てはきましたが、やはりインターネットのもたらす変化はマスコミのから騒ぎですまされない大きな変革を社会にもたらすものだと感じています。この変化が我々人類をどこに連れて行こうとしているのか。大きな流れの行く先を考えてみたいと思います。
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