今年の5月15日に、「[お題]Facebookは流行すると思いますか?その5」という投稿で日本におけるFacebookユーザの拡大について、私は次のように書きました。
5月15日現在の日本のFacebookユーザ数は、3,118,880人。世界では42番目。直近一ヶ月での増減は、32,240人の減少です。減少率は、1.02%。トレンドは減少に転じている。
前回の記事の2月20日からの約3ヶ月の間でみると、682,340人増えているのだけれど。これは約28%の増。
3ヶ月間で68万人、28%の登録数増加は確かに大きい。social bakers.comのサイトで更に過去6ヶ月間の変化をみてみると、142万人の増加で増加率は84%に上る。急成長していると言えるだろう。しかし全体でもまだ3百万人なのだ。この間、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグについての本「フェイスブック 若き天才の野望」が話題になり、映画が公開され、国内メディアでもかなり取り上げられ、Facebookが中東でのジャスミン革命の引き金になったとテレビでも話題になり、その知名度はかなりあがったはずだ。相当な追い風となった。
これ以降、この追い風の影響は収束に向かうものと思われる。今以上に拡大を加速する要因は現在のところ見当たらない。爆発的な成長はないだろう。だとすると、おそらくは年内に5~6百万人程度になってそのあたりで停滞するのではないだろうか。
ユーザ数についての情報ソースは、Facebook Statistics by country social bakers.com
さてここで、今日現在の日本のFacebookユーザ数をみてみると、5,241,440人。世界で第27位。はなはだ手前味噌ではありますが、5月に書いた予想に驚くほど近い。たった半年先の近場の予想とはいえ、すごいぞ、俺!(笑)
まあ、根拠あっての予想ではありません。この時のブログに根拠は書いていないしね。ネット利用者としての感覚、直感です。ただ、mixi やモバゲーの数字を追ったりしていて、数字についてはセンシティブではいたと思う。多少。まあボリュームを想定する上で一応、考えたのは国内におけるネットのヘビーユーザはおそらく1,000万人程度だろうという仮定。まあこれも感覚に基づく仮定だから、やっぱり根拠はないんだけれど。
でもそのヘビーユーザはきっと既に mixi やっていたりモバゲーやGREE やっていたり、Twitterやってたりするだろうから、更にFacebookにまで手を出すかどうか。そこまでの差別化された違いがFacebookにあるかどうか。
おそらくはそんなには爆発しないだろうとの予測から、5月時点のユーザ数約3百万とそれまでの半年で倍増近い増加率から感覚的に予想したのが、5~6百万人という数字だ。
どうやら日本におけるFacebookは広告メディアとしてはニッチにとどまりそうだ。それに対して、Twitterは思ったより広がっているような気がする。数字はつかんではいないので、これもまた感覚なんだが。
結構、私のTwitterアカウントへのフォロワーがちょっとずつではあるけど増えているのだ。これはユーザ自体が拡大しているためではないかと予想している。テレビが番組の中でTwitterのつぶやきを表示したりしているせいだろうか。
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