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2011/11/06

コメント

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鍛冶 哲也

つながる脳。相互リンクで接続された脳。NETWORKED BRAINS.

対話の拡大。EXPANDED DIALOGUE.

COMMUNICATION EXPLOSION.

集合知。WISDOM OF CROWDS.

合成の誤謬。

私は、集合知の一部でありたいと願う。

鍛冶 哲也

デジタルネイティブに関する記事をふたつほど。

デジタルネイティブの特徴
http://ohst.jp/dnu/?p=462

立教大 高橋利枝 デジタル・ネイティヴの情報行動
http://global-digitalnatives.org/pdf/nagoya.pdf

鍛冶 哲也

この投稿の本文は、ちょっと言いたいことがうまく言えていない。

デジタルネイティブによって、社会が非連続的に変化するかもしれない。過去を断ち切ったスクラップ&ビルドが実現するかもしれない。

その期待の理由は、情報が隠せなくなるからではないな。

大きな変革実現の期待は、合意形成の新しいやり方を彼らデジタルネイティブが生み出してくれるかもしれないという期待だ。四六時中、ネットを介して相互につながり、思考や情報を共有することがあたり前になっている彼らは、旧世代の我々よりもうまく合意形成をするやり方を見つけるかもしれない。

広く、薄くつながるのがうまい彼らは、意見の対立を乗り越えるのが我々よりもうまいかもしれない。意見の多様性を認めた上で、共通理解を築くのがうまいかもしれない。

希望的観測かもしれないが。それでもそれを期待する。強く強く期待する。それはほとんど祈りにも似た思いだ。

彼らに対する私の理解は、もしかするとあまりにステレオタイプかもしれない。彼らの現実はそんなものではないのかもしれない。

或いはもしかすると、対立を避けるのがうまいということは、単に「空気読んで」動いてるだけかもしれない。それは衆愚につながる可能性も確かにある。

しかしそれでも私は彼らに期待したい。1対1のコミュニケーションではなく、多対多のコミュニケーションをあたり前に育った彼らには。

つながった脳を持つ彼らには。

合理的な結論を見つけ出す群衆の英知を使いこなす能力が我々よりも高いものが備わっているはずだと。

人間存在のステージをひとつ先へと進めるニュータイプであるはずだと。

それを期待する。

そしてそれを後押しするオールドタイプの一員でありたいと私は願う。そういうもので私はありたい。

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