コミュニケーションの進化
人類の新しいおもちゃとしてのインターネットはすでに日本においては一般化し、特別なものではありません。もの心ついた時から当たり前のようにネットやケータイを使いこなす世代がすでに育っています。
メールやWebとして普及したインターネットは、ブログやSNS、或いはプロフといった形で従来にない新しいコミュニケーションの形を生み出しており、人々の生活に大きな影響を与え始めています。その一方で、これら新しいコミュニケーションの方法とは無縁な人達も多数存在し、その間のギャップは埋められることなく拡大しているように思います。
人間の意識のありようを規定する言語の体系が、個人のレベルでも社会的なレベルにおいても、インターネットという仕組みによって変容の力にさらされていることを感じます。ネットを通じて数限りなく交わされる無数のコトバ達。その頻度が、その到達範囲がかつてない規模に広がっている。量の拡大はある臨界点を超えると質の転換を引き起こします。
言語体系の変容は人間の意識や考え方の変容に直結します。なぜなら一般的な人は言葉を使って考えるからです。
人類の変容する様をその時代の真っただ中で体験できるこのタイミングにこの場所にいることを好運に思います。本音を言うと、その変容をちょっとでいいから後押ししてみたいのです。
だってもうどうせみんな変わっちゃうんだぜ?
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